読書

【読書メモ】『捨てる!片づける!時間ができる! 今すぐ実現できるシンプル整理術』


初版が2006年10月なので10年も前の本ですが、今読んでもあまり古さを感じません。
「シンプルライフ」というとまず最初に「物を捨てる」ことを考えがちですが、「やらなければならないことを減らす」というのも重要なポイントなのでした。

やりたいことのリストを見直す

いま思えば信じられないことだが、シンプルライフをめざす前、私はここにあげたことは全部、いつかは(それも遠からず)達成できると思いこんでいた。当時、とくに大事なのはどれかと聞かれたら、断固として、すべて大事だと答えたにちがいない。どれかをあきらめるなんて、思いもよらなかった。
―p69

私も手帳にリストを書いています。
行きたい場所、お店、やりたいこと、欲しい物…
書いておけばいつかは全部達成できるという気がしていますが、そもそもリストを減らすことがシンプルライフへの一歩なのだ、ということを本を読んで思い出しました。
この本の著者のリストも凄まじいものですが(絵画、デッサン、バードウォッチング、ハイキング、ハンググライダー…etc)この大量のやりたいことリストを、最終的に5つにしぼりこんでいます。

*夫といっしょにすごす
*ライターになる
*ひとり静かに心を澄ませる時をもつ
*親兄弟や友人とすごす機会をつくる
*静かに本を読んだり絵を描いたりする時間をもつ
―p71

自分が何をしたいのかわかっていないと、逆に「したいことのリスト」は長くなる、とのこと。
うーん、また自己分析をしなければ。いま思いつくのは…

*テーブルに手帳や文房具を広げて楽しむ
*静かに音楽が流れている場所で読書をする
*遠くまで散歩する

バッグの中身を点検する

最後の章「ファッションもシンプルライフ」の中のこの部分がとても好きです。
バッグの中身を減らすために、まずは中身を全部出し、この一週間に使ったものだけを取り分ける。
著者の場合は「財布とペン、口紅と大きな鍵束」。
これをもっと小さなバッグに入れて持ち歩く。残ったものは元の大きなカバンに入れておき車のトランクへ入れておく。
そのまま半年、その間に大きなカバンの中身を使うことは一度もなかったそうです。
私ももう少し減らせるかも。

著者はさらにバッグの中身を減らします。
最終的にはバッグなしに!

いったんこの気楽さになじんだら、大きなバッグは二度と持つ気になれない。だからいまでは、ゴムで束ねたカードと小切手と紙幣、車のキー、それともう一つ、ひとり孤島にとり残されでもしないかぎり手放せない口紅を、ポケットに入れて持ち歩いている――といった次第で、すっきりさわやか、シンプルライフここにきわまれり、といったところである。

バッグなしはすぐには無理だけれど…憧れますね。

古い本ですが、図書館にはあるかもしれないのでぜひ探してみてください。

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