読書

読書メモ:『大人の女におやつはいらない』(若林理砂)

タイトルだけ見るとダイエット本にも見えますが、実際は東洋医学に基づいた「現代人が健康的な生活を送るために必要な知恵」がたくさん詰まった本でした。情報が溢れていて、結局のところ日々の生活をどうすれば良いのかわからない…という方にとってもオススメ。
私もその一人でした。
「健康的な生活」は思い描いていたものよりもずっとハードルが低く、簡単に始められるものだった…と感じられました。

若林先生は「ペットボトル温灸」や「養生手帳」などで有名な(と、私は思っている…)方で、ツイッターでは養生予報などをつぶやかれています。

◯この本で学んだこと

•「大人の女」とは

“毎日の生活を快適に楽しみ、自分の人生に心から充足感を覚えている人”

“ちゃんとした「大人」なら、自分の頭で考えて理性的に判断できるのが本当ですよね”

“*好き勝手に食べるのは「大人」ではない”

•バランスの良い食事とは
具体的に、たんぱく質はこれくらい、炭水化物はこれくらい、野菜はこれくらい…というのが書かれているのでとても参考になります。

•春夏秋冬の食事
旬の食材リストや季節ごとのおすすめ調理方法などが載っています。
真冬に生野菜は合わない(スムージーも含む)、梅雨や台風など湿気の多い時期には豆類がオススメ…などの情報も。

•朝型生活に変える方法
加えて、良質な睡眠をとるための方法についても書かれています。

•季節ごとの最適なお風呂の温度
あまりきちんと考えたことがありませんでした。
夏は夏でも梅雨など、湿気の多い時期は少し温度を高めた方が良いとのこと!

•「大人の女は風邪を引かない」
風邪を引かない・悪化させない方法について。
私は葛根湯手帳に入れて持ち歩くことにしました。

•季節ごとのエアコン・除湿機の使い方
エアコンの設定温度は何度にするのが良いのか?など参考になる情報満載でした。

•巷で流行っている健康法について
私はいわゆる冷えとりゆるい実践者ですが、こちらの本ではどちらかと言うと、否定されています(笑)
靴下の重ねばきよりはハイソックス、半身浴は人によっては悪影響…など、冷えとり実践中の方は一読なさると良いかと思いました。こちらの内容を踏まえた上で、私は靴下重ねばきは続けるつもりです(^^)
そのほか、「小中学校の知識で考える癖をつける」など。

書かれているのは当たり前のことも多いかもしれませんが、情報社会の中でパニックになっている私たちを冷静にさせてくれる本だと思いました。

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大人の女におやつはいらない
単行本(ソフトカバー) – 2016/6/24
若林理砂 (著)

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